古川流域の治水対策事業 着工式
古川流域では、頻発する浸水被害に対し、秋田県、秋田市、国が『古川流域の総合的な治水対策協議会』を設置し、関係機関が連携し一体となった古川流域の流域治水対策を推進しています。
関係機関の主要事業の着工にあたり、令和6年6月16日(日)に着工式が開催されました。
以下、着工式での挨拶文を掲載いたします。
本日は古川流域の治水対策事業のこの着工式が、このように多くの皆様を迎え盛大に開催できますことをお祝い申し上げたいと思います。
この地域の住民の一人としてこの着工式を迎えることができたということは感無量であります。地元と一緒に一体となってこの古川流域の治水対策をなんとかしなければいけないとご努力をいただいた国、県、市の関係者の皆さんにあらためて感謝とそしてまた厚く御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
国も県も市も全部ひとつのテーブルに集まってもらって一緒になって様々な角度から議論を重ねながらソフト事業もハード事業も含めてやってもらいたいという話をした結果、こうした協議会ができました。
また、昨年の7月の大雨による太平川の氾濫や秋田市の中心市街地での内水氾濫が発生し、私も国や関係部署にお願いに行きながら働きかけしたのが功を奏して、8月には雄物川圏域の治水対策協議会に下流圏域分科会を作りました。
そして、11月には水災害対策プロジェクトを作成し、この4月には内水被害等軽減対策計画に全国で初めて位置付けされて、整備に弾みがつきました。このことに関しては本当に感謝しなくてはいけないと思っています。
最後になりますけれども、いずれにしてもこの治水対策の関連予算をしっかりと皆さんの力もいただいて確保しながらこの秋田が安全安心でそしてまた私たちの生活や暮らしがしっかりと守られる、こういう治水対策事業をどんどん進めていただく。このことをお約束申し上げながら、今日のお祝いの挨拶に変えさせていただきます。
本日はどうもありがとうございました。おめでとうございます。